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まさしく大暑に涼しく寝れるちょっと怖いお話を

  • 2010年7月24日 08:14
  • 全般

暑いですね、エアコンが苦手で窓全開、扇風機グルグルでも寝れません。
こんな日はいつもあの時のことを思い出します、ちなみに実話です。
30年前、京都は壬生にある高層マンションに引っ越しました。
とても見晴らしがよく夏はベランダでビールを飲みながら夜景を楽しむのが日課で、その日も枝豆をつまみにほろ酔い気分でいると突然「ドスン」と大きな音が響き、何か物が落ちたのかと下を覗いたのですが別に変わった様子はありません。
特に気にすることなく晩酌も終え、心地よく眠りについたのですがその日、生まれて初めての体験をすることになったのです。
夜中の2時頃です、トイレにたとうと身を起こそうとするのですが誰かに肩を押さえつけられたように起き上がることが出来ません。
意識ははっきりしているのに、もがけばもがくほど強く押さえつけられ恐怖で声を出そうとしても出ないんです。
実際は数秒ほどのことでしょうが感覚的には数時間押さえつけられたような恐ろしさでした。
その日を境に頻繁にその現象に見舞われるようになり、知人に話すとただの金縛りだと一笑されましたがさすがにこれはただ事ではないと病院で検査を受けましたが、何の異常も見つかりません。
そこで懇意にしている寺の住職にその話をしたところ「その日何か変わったことをしなかったか」と問われ、その日の帰宅時にマンション下の玄関脇に白い可愛らしい花が咲いていたので、それを抜いてテーブルに飾ったことを思い出し伝えるとその場に向かい、なにやら小さく肯いていました。
するとその足で比叡の大僧正の元に連れて行かれ説明を受け、高僧お二人にお払いを受けることに。
住職曰く、「その地で自殺を図った人間が自分が死んだことを理解できず、花に姿を変えてわが身を憂いていたが、その花を摘んだことで私に憑依し助けを求めていた」というのです。
半信半疑ながら無事お払いを受け、帰宅し調べてみるとなんとそのマンションは投身自殺の名所でつい半年前にも若い女性がノイローゼでその場所で自殺していたことがわかり、鳥肌が立つ思いをしました。
それからは金縛りのような事にあうこともなく8月を向かえ、京都五山の送り火をビールを飲みながらベランダで楽しみ、その女性が無事成仏できるように祈りながらマンション下で線香花火を楽しんでいました。
そして火の始末を終え、帰ろうとしたそのとき確かに耳元で誰かがささやいたのです。
「ありがとう」
振り向くとマンション脇に白いワンピースの女性がフッと遠ざかるのが見えました。
その日、眠れなかったのはいうまでもありません。

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まさしく大暑に涼しく寝れるちょっと怖いお話を - サーバー屋さんの「必ずお読みください!!」 より

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